豆知識

車にまつわる豆知識やお役立ち情報♪♪♪

エンジンオイルは混ぜても大丈夫???

エンジンオイル。一般の量販店で購入する場合、缶で購入するため余ってしまうことがありますよね?
余ってしまったエンジンオイルが違う銘柄だったり、粘度が違う場合、それらを混ぜて使用するとどうなるのか???
なかなか気になるところです。

【同じ銘柄の同じ製品の場合】
まず問題ないと言えます。いつも使用するオイルが決まっていて、余ったオイルをとっておいたら
1回分になった。この場合は大丈夫です。

【化学合成油と鉱物油の混合】
この場合もまず大丈夫との事です。

【グレードの異なるオイルの混合】
この場合はあまり良くありません。オイルにはSJやSMのグレードがありますが、異なるグレードのオイルを混ぜた場合混ぜた割合に関わらず
予期せぬ作用が起こる可能性があります。

【違う粘度との混合】
この場合もあまりよくありません。オイルを混ぜ、使用した際に予期せぬ作用や性能の低下が発生する場合も考えられますので、やめておいた方が無難です。まぁオイル交換では実際はまざっちゃうんだけどね。

エンジンオイル交換の際、全てのオイルが抜けきれるわけではないので、完全に混ざらない状況を作るのは不可能に近いので多少の混ざりは致し方ありませんが、故意に混ぜて使用するのはやめておいた方が無難です。

新車の慣らし運転は必要か???

様々な意見に分かれると思いますが・・・
永く大切に乗り続けるのであれば行った方がベスト。
  
昔に比べて車の部品の加工精度は飛躍したため過剰に気にする必要は無いと思いますが、やはり様々な部品の組み合わせで出来ているので、ある程度部品同士のアタリをつけてあげた方が良いのではないかと思います。

自動車の取り扱い説明書にも慣らし運転について記載されている場合があるため、ご参照頂ければと思いますが、基本的には、車に慣れるまでの間は無理な加速や減速、「急」のつく動作を行わないように気を付ける程度でも十分慣らし運転の意味を成すと思います。

ハイオク仕様車にレギュラー給油

基本的には避けた方が無難かと思います。
そもそもハイオクとは何か。ハイオクはより「ノッキング」という現象が起こりにくい特性を持っています。「ノッキング」はジワジワとエンジンにダメージを与えていく可能性があります。ハイオク仕様車の場合、ノッキングが発生しやすいエンジンの特性(圧縮比が高い)があるため、ハイオク仕様になっています。エンジンの基本性能を十分に発揮するためにハイオクガソリンが指定されているので、年がら年中レギュラーガソリンをハイオク仕様車に使用し続けることはおすすめできません。

ブレーキオイルは交換しないとどうなるか???

ブレーキオイルは2年に1回の交換が推奨されています。
交換を怠ると直にどうこうなるとも言いにくいのですが、ブレーキオイルを交換しなかった場合に発生するリスクは大きいため定期的な交換がおすすめです。
では、ブレーキオイルを交換しなかった場合どんなリスクが存在するのか・・・

【ペーパーロック現象が発生しやすくなる。】
長年使用されたブレーキオイルは水分を含み、オイルの沸点が下がります。そのため適正な油圧がかからなくなり、ブレーキペダルを踏んでも踏み応えがなく、ブレーキが効かなくなります。これをべーパーロック現象といいます。

【ブレーキオイルが漏れやすくなる。】
ブレーキオイルは吸水性が高いため長く使っていると内部に水が混入してブレーキシステムが錆びやすくなる場合があります。発生した錆はブレーキの部品の中にも発生し、部品同士を傷つけ、結果として発生した隙間などからオイル漏れが発生します。

AT車にはサイドブレーキを掛ける必要がない???

AT車は「P」の位置にレバーを入れると車両が動かなくなるため、時々サイドブレーキを使用しない方もちらほらいらっしゃるようですが、
AT車にもサイドブレーキは必要です。

積雪地帯で気温が氷点下に達する場合は、サイドブレーキワイヤーが凍り付いてしまい、サイドブレーキが解除出来なる場合があるため、例外となりますが、
それ以外はサイドブレーキを使用する必要があります。

ATレバーを「P」に入れた際に動かなくなるのは、機械的な仕組みでギアを固定させているため、ブレーキの機能の様に直接車輪は固定されません。
平地に止める分にはATレバーを「P」に入れるだけでも支障は無いかもしれませんが、万一の場合はも考えられるため、AT車といえども停車時はサイドブレーキを使用する事が大切です。

スタッドレスタイヤの交換時期

夏用タイヤは一般的な溝の減り具合で交換時期を考えますが、スタッドレスタイヤの場合は溝の減り具合は当然として表面のゴムの硬さも交換時期の目安となります。

ゴムが固くなって交換が必要となる目安は、だいたい2〜3シーズンと言われています。ゴム質が硬化してきたスタッドレスタイヤは規定の性能を発揮出来なくなります。
発泡ゴムなどの製品で劣化しにくいタイプもあるそうですが、保険として3シーズンつかったら交換した方が安心かもしれません。

ブレーキ警告灯の点灯

走行中に、サイドブレーキはちゃんと解除出来ているのに、ブレーキ警告灯がついたり消えたりした場合、すぐに整備工場に行くことをおすすめします。

走行中にブレーキ警告灯が点灯する場合、ブレーキパットが減っている事が考えられます。ブレーキパットが減っていると、ブレーキオイルのタンクの油面が下がるため警告灯が点灯します。
警告灯が点灯する程ブレーキパットが減っている場合、もしブレーキパットが急に終わってしまったらブレーキが効かなくなり、非常に危険です。

オーバーヒートの対処法

走行中水温計がグングン上昇していき、警告灯の点灯・・・

まず、安全な場所に落ち着いて車を停車させて下さい。
ボンネットから水蒸気が立ち昇っている場合は直にエンジンを切って下さい。水蒸気が発生していなければエンジンを切らずにボンネットを開け、クーラントリザーバータンクの液量を確認して下さい。
リザーバータンクに十分な冷却水が残っている場合は、そのままエンジンを切らずに、ヒーターを全開にすることで水温上昇を抑えられることもあります。冷却水が全く入っていない、もしくは水量が確認できないという場合は、エンジンを止めて、ボンネットを開けた状態にして、エンジンが冷えるのを待ちます。

この段階で絶対にやってはいけない事・・・ 
「ラジエーターキャップを開けて水を入れようとしない!!」
水蒸気が噴き出して大火傷する可能性があります!!

オーバーヒートの原因によっては水を継ぎ足しながら走行する事も可能ですが、よく分からない場合が大半だと思いますので、無理をせずにロードアシスタンスサービスに救援を求めるのが無難です。


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